RL78_G24_マイコン学習セット  




●RL78_G24_マイコン学習セット
 
 本製品はRL78/G24_101GA(30ピン)マイコンに、よく使う周辺ハードウエアを搭載したマイコン学習セットです。マイコン開発の開発環境構築、ソフトウエアインストゥール手順、添付CDのサンプルプログラムの動作について解説しています。自宅でも、学校でも、会社でもマイクロコンピュータのハード、ソフトの開発を一人から学習をしていくことが出来るように構成されています。

 入門、応用編はマイコンの基本的なハードウエアのアクセス方法、プログラムの書き方をサンプルプログラムを参考に学びます。習熟度をチェックするために、演習問題をプログラムで書くことにより、大きく理解が進み、様々な応用に対応できるようになります。

ルネサスエレクトロニクス社の統合開発環境CS+ for CC における開発方法について記述してあります。

 機能的な最大の特徴は、統合開発環境CS+に新しく追加されたCOMポートデバックです。従来はプログラムのダウンロード、デバックにE2lite等、エミュレータが必要でした。COMポートデバック機能は、パソコンとCPUボードを直接USBケーブルでつなぎ、ダウンロード、動作、ブレークポイントの設定、動作中の変数を見る機能などをE2liteなしで実現しました。

 弊社の学習ボードの最大の特徴は「質問が出来る」ことです。雑誌やネットの多くのマイコン学習教材は一方通行で質問出来ない、出来ても満足な回答が得られない製品が多く、知識のある人が周囲にいない場合、折角の興味がそこで断念せざるを得ない場合があります。この学習ボードで学習している最中、疑問に思ったこと、分からないかとがあれば遠慮なく弊社に何回でもお問い合わせください。担当が元気にしている限り必ず回答いたします。

●習得知識

習得知識

ルネサスエレクトロニクス社のRL78/G24マイコンを使用し、マイコン、開発環境選定、使い方、C言語プログラムの作り方の基本を理解できます。

CS+ コード生成(設計ツール)を使った、現在の主流であるプログラムを書かない内蔵ペリフェラルの初期設定の方法、基本を理解できます。

作成したプログラムを実機にダウンロード、実行し、ハードウエアの動作を確認。ソフトウエアとハードウエアの基本を理解できます。


●CPUボード特徴 
1.30ピンとコンパクトですが、コードフラッシュメモリ 64KB、RAM 12KB と大容量です。
2.ブレッドボードに差して開発が可能です。
3.PCとUSB Cケーブルで接続するだけで、今までE2liteが無いと出来なかったプログラムダウンロード、ブレークポイント設定、変数をウオッチ窓で見たり、CS+の新しい機能、COMデバックに対応します。
E2liteが不要です
※1。オプションボードでE2liteでの従来型デバックも可能です。


4.開発環境をarduinoIDE ※2、ルネサスエレクトロニクス社CS+、e2studioなどで開発出来ます。
5.ルネサスエレクトロニクス社製のRFWソフトで書き込み出来ます。量産時などに便利です。
                                                          

 学習内容、サンプルソフト

例 有機EL表示 I2Cインターフェイス


UART(USB)インターフェイス



PWMを使用したモーター速度制御



本製品を使ったセミナーを行います。

1.学習環境、事前準備

 1-1. 学習環境

 a:学習セット 同梱物 
 b:習得知識
 c:RL78_G24_101GA CPU部の特徴
 d:無償のCS+、RL78用Cコンパイラのダウンロード
 e:CDコピー、デバイスドライバのインストゥール

2.マイコン内蔵主要ペリフェラル(I/O、USB(UART)、A/D、PWM、割り込み、FRAM)の設定と動作 

1.I/Oポート制御
(1)CS+ コード生成(設計ツール)の使い方
(2)入出力ポートの初期設定
(3)出力ポートでLED点灯、入力ポートでスイッチの読み込み【サンプルプログラム】
【演習】課題

2.USB通信

(1)SIO(シリアルアイオー)ペリフェラルの初期設定
(2)ターミナルソフトを使用したPC-マイコン間のデータ通信【サンプルプログラム】
(3)CS+ ウオッチ窓を使用した送受信データの確認
【演習】課題

3.A/D変換
アナログ値をデジタル値に変換します。

(1)A/D(エーデーコンバータ)ペリフェラルの設定
(2)A/D値の読み込み、CS+のウオッチ窓を使用したリアルタイムでのデータの確認 【サンプルプログラム】
(3)A/D値を0-3.3Vに変換しUSBからパソコン側に送信する
【演習】課題

4.PWM制御

(1)PWM(パルス幅変調)が現代に多用される理由
(2)インプットキャプチャペリフェラル PWMペリフェラルの設定 分解能の設定
(3)デューティ比を変えてLEDの輝度変化を見る 【サンプルプログラム】
【演習】課題

5.FRAMの読み書き

(1)SPIインターフェイスを使って、次世代のメモリであるFRAM(強誘電体メモリ)の読み書きを行います。FRAMは書き換え速度が高速、電源を切っても内容が保持される特徴を持ちます。 【サンプルプログラム】
【演習】課題

6.割り込み動作

(1)インターバルタイマペリフェラル 定周期割り込みの設定
(2)組込みマイコンに必須のマルチタスクの基礎、考え方
(3)割り込み、多重割り込みによる動作実習 【サンプルプログラム】
【演習】課題

応用

1.有機EL表示器を使った表示     【サンプルプログラム】
(1)ソフトウエアで作るI2Cインターフェイス
【演習】課題

2.PWMを使用したモーター速度制御  【サンプルプログラム】
(1)外部にトランジスタを追加する理由
【演習】課題

質問、お問い合わせ

本製品に対する質問やお問い合わせは以下にお願いします。どんな簡単なことでも大丈夫です。専門家がお答えします。

3501213
埼玉県日高市高萩1141-1
有限会社ビーリバーエレクトロニクス
TEL:042(985)6982 EMAIL:info@beriver.co.jp

学習ボード回路図  学習セットマニュアル

          


CPU取扱説明書  CPU回路図(抜粋)  
                     


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